えがおファームで「ねじねじ」のすごさを実感するとき
こんにちは。
畑と食から笑顔をお届けする百姓、えがおファーム「きよ」です。
昨年から「ガッテン農法セミナーin長野」に参加して、農業研修を受けています。
学んだことを実践、実感したことの経過報告です。
ねじねじのパワーはスゴい!
昨年から月1回のペースで農業研修(ガッテン農法セミナーin長野)に参加しています。
講師はガッテン農法の著者でもある三浦伸章さん。
自然栽培の業界(?)では、話題になっている「ねじねじ」の発案者でもあります。
農業研修に参加する度に進化する「ねじねじ」。
農業をやってきた中で教えられた常識が覆ります。
ホントですよ。
えがおファームにも「ねじねじ」を仕込んでいます。
その「ねじねじ」のパワーを実感したので、今日はレポートします。
「ねじねじ」とは何ですか?
ススキと稲わらを使い、法則に沿って畑の中に入れるだけで、畑がイヤシロチ化してしまうものです。(田んぼにも有効です)
「ねじねじ」の法則を学びたい方は、ガッテン農法セミナーを受講してくださいね。
講師の三浦さん曰く「原理原則を知ってもらう為には、直接お話を聞いてもらいたい!」とのこと。
原理原則がわかるからこそ、効果もわかるし、扱い方もわかります。
三浦さんから原理原則を学び、将来は皆さまに「ねじねじ」を教えられるように勉強中です。
「ねじねじ」の効果で直根が退化して、毛細根が発達します
写真はソルゴーというイネ科の緑肥です。
イネ科は直根が発達して、畑にできる硬盤層という層の破壊を期待して植えます。
・・・が、直根がありません!
代わりに毛細根が発達しています!!
硬盤層は、トラクターなどの機械 でツチを締め付けたり、ツチに撒いた肥料分が溜まることが原因です。
お野菜はこの層を突き抜けて水分を得ようとするので、真下に伸びる根「直根」が発達します。
「ねじねじ」は、畑に仕込むだけで硬盤層を破壊するので、真下に根が伸びなくても水分を吸収することができるようになり、直根が退化してしまいます。
退化が凄くわかりやすいのが、イネ科のソルゴーです。
みごとに直根がありません!
直根の代わりに毛細根が発達します
直根の代わりに、土の表面に近いところにある栄養分(ミネラルなど)を吸収する為の毛細根が発達します。
毛細根が発達すると、土の中にいる菌類も活動が活発になり、お野菜の生育にプラスに作用します。
じゃがいもを収穫した時の写真です。
今まではここまで細かい根がなかったので、「ねじねじ」の効果を実感した瞬間です。
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