2019年01月24日|
テーマ:農のあれこれ
えがおファームは【農薬】も【肥料】も使わず、お野菜を栽培しています。
よく聞かれる質問のひとつが・・・
「有機栽培と自然栽培の違いは何ですか?」です。
有機栽培は、国際認定機関やJAS認定マークもあるので、大枠は決まっています。
JAS認定の前提は以下の通りです。
【生産から消費までの過程を通じて化学肥料・農薬等の合成化学物質や生物薬剤、放射性物質、遺伝子組換え種子及び生産物等をまったく使用せず、その地域の資源をできるだけ活用し、自然が本来有する生産力を尊重した方法で生産されたもの】
要約すると、以下の2点になります。
1:化学肥料、化学農薬、遺伝子組み換えの種は使わない
2:非化学肥料(堆肥、動物の糞など)、非化学農薬(木酢液、酢など)、F1種の種は、自然由来なので使ってもよい
一方、自然栽培は定義がありそうで、実は決まったものがありません。
人によって定義が違います。
●肥料を使うのか?
何かしらの肥料を使う人もいれば、全く使わない人もいます。
●非化学農薬を使うのか?
木酢液やお酢などを使う人もいれば、全く使わない人もいます。
●畑や田んぼを耕すのか? (耕起と不耕起)
トラクターを使って耕す人もいれば、一度整地をした後は耕差ない人もいます。
●雑草を刈るのか?(除草と不除草)
常に雑草を管理してこまめに刈る人いれば、全く刈らない人もいます。
などなど・・・
自然栽培は栽培する方の考えもあり、定義がない分だけ奥が深いと感じています。
えがおファームの方針は・・・別の機会に。